日常

30歳記念!20代の人生を振り返る私のストーリー

yuki
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今年30歳になりました。節目の年なので20代の人生を振り返りたいと思います。

20歳の頃漠然とイメージしていた30歳は、「ある程度成功していて、大人としての常識があって、芯を持って生きている」そんなイメージでした。

でも実際は人生ブレブレで、中身は高校卒業してから驚くほど変わっていないのです。今回は20代の人生を振り返り、どうすれば今後の人生を変えることができるのかを考えていこうと思います。

20代の人生

保育士・幼稚園の資格が取れる大学に入学

保育士や幼稚園の大学に入学した理由は、男性が少なく需要があったこと、子どもが好きなこと、人前で何かすることが苦手だったので克服したかったからです。

小学校、中学校、高校と敷かれたレールに乗って大学まで特に目的を持って生きてこなかった私にとって、大学は凄く新鮮な場所でした。時間の使い方、服装や髪型、人間関係全てが自由です。

また、地方から来る学生も多く、沢山の人と接することで、今までの自分自身の人生が、いかに狭いところで生きていたのかを知ることができました。アルバイトもスーパーやコンビニ、ライブスタッフ、試験監督等色々しました。

大学時代の過ごし方で意識したことは、できるだけ色々な人と関わることです。基本的に人見知りなので、飲みニケーションを大切にしていました。

同じグループで過ごさず、一人の時間を大切に過ごし、人生について真剣に考えた4年間でした。3年生になるとそれぞれが就職活動を始めます。卒業時に、幼稚園教諭、保育士の資格が取得できるので、多くの人が保育園、幼稚園での就職を目指します。

私は、保育の実習で障害者施設に行き、支援に対して納得できないことが多く、勉強不足で何もできなかったので、逆に興味を持つようになりました。また、保育士の資格を取得していると介護福祉士が1年で取得できると聞いたので、福祉の様々なことについて知りたいと思い、就職せずに介護の学校に行くことを決意しました。

卒業後介護福祉士の専門学校に入学

介護福祉士を目指すにあたって、大学を卒業後専門学校に編入という形で入学しました。クラスが出来上がっている中、年上として入ることは抵抗がありました。専門学校は大学と違い一週間のカリキュラムが決まっていて、体育祭等もあり高校生に戻ったような学校生活でした。

席が決まっていたり、グループ行動や掃除等があったりしたので、人見知りの私でも直ぐにクラスには馴染むことができ、安心して楽しい学校生活を過ごすことができたので良かったです。

専門学校の学生生活を通して福祉の仕事で働きたいと強く思うようになりました。20代は色々な経験をしたいこともあったので、障害から高齢と幅広く事業を行なっているできるだけ大きな法人で、福利厚生が充実している施設を探し入職しました。

社会福祉法人に入職しグループホームで働く

社会福祉法人の施設に新人として入社しました。私は知的障害者のグループホームに配属されました。一年目は凄い苦労しました。利用者様同士のトラブルや、ホームから出て行ってしまう利用者様等支援に凄く悩んだ記憶があります。

グループホームの業務は家事や通院同行、土日の日常生活支援等がメインになります。基本的に自立された利用者様が多いので、平日は仕事や作業に出掛けます。

平日は家事業務がメインです。私は家事を一切やったことがなかったので何もできず、周りに迷惑をかけてしまいましたが、料理研修を開いてくれたり、先輩職員の指導のお陰もあって、家事力はかなりつきました。

業務でキャラバンやハイエース等に利用者様を乗せて運転することが多く、マイクロバスもあったので、中型自動車免許を取得しました。

半年でようやく業務に慣れてきて、自分なりの支援の仕方を見つけることができました。他の事業所で経験したいという気持ちもあったので、一年目で異動希望を出しました。

グループホームを一年半経験し、その後新しくオープンする特別養護老人ホームに異動することになりました。

特別養護老人ホームに異動

特別養護老人ホームのショートステイのユニットに異動しました。オープンしたばかりの施設で新人の職員も多く、活気に満ちあふれていました。

私は「自分自身が入りたい高齢者施設を目指したい。」その一心で働きました。ショートステイでは稼働率から施設の収入面、医療面、接遇、介助技術、多くのことを学ぶことができ、凄く良い経験になりました。

ユニットリーダー

1年半ほどショートステイを経験した後に、入所のユニットに異動が決まり同時にユニットリーダーに昇格しました。ユニットリーダーになると、職員のマネージメントをしなくてはいけないので、苦労しました。

色々悩んでいる時に、ユニットリーダー研修に参加しました。ユニットケアの研修ではユニットケアの細部までモデルがあり、ケアの考え方、実践方法、マネージメント方法等様々なことを学ぶことができます。

一番良かった点は同じ悩みを持っているユニットリーダー達とグループワークで情報を共有しあうことで、視野が広がりとても勉強になったという点です。

ユニットケアは考え方は凄く良かったのですが、浸透するには、職員の熱量、知識量が必要で、人手が少ない施設や業務重視の職員が多いほど難しいと感じました。

社会福祉士の通信学校に入学

20代後半になり、障害の入所施設や相談員の経験をしたいと考えるようになり、社会福祉士の通信学校に入学をしました。働きながらのレポート、スクーリングは思った以上にキツかったのを今でも覚えています。無事に卒業し、受験資格は取得したのですが、卒業で満足してしまい、勉強する気力がなくまだ一度も試験を受けていないのが現状です。

20代で始めた趣味

ランニング

ランニングを始めたのは、健康診断の結果が悪く、職場にクラブがありマラソン大会に参加したのがきっかけです。1年ほど本格的にやり健康面も改善することができました。記録も最終的にはハーフマラソンが1時間40分、10㎞走が43分まで走れるようになりました。

登山

登山は大学時代の友達と始めたのがきっかけです。日常の時間を忘れることができ、自然の中で過ごす時間は癒しの時間です。百名山や東京近辺で日帰りで楽しめる登山を中心に登っています。

トレイルランニング

トレイルランニングを始めたきっかけは、職場のランニングクラブの先輩に誘われて大会に参加したのがきっかけです。登山のように自然の中の時間をゆっくり楽しむのとは違い、身体全体をフルに使って自然を感じ、短い時間で登頂できるのが魅力です。登山で日帰りでは行けない場所を登頂できるので、終わった後の達成感は半端ないです。

ブログ

ブログをやり始めた理由は、文章能力がなかったこと、自分が経験したことを記事にして誰かの役に立てば良いなと思う気持ちから始めました。Ward Pressで自分のサイトができた時は凄く嬉しかったです。

ブログで稼ぐことを調べて、グーグルアドセンスというものを知りました。グーグルアドセンスは審査があるのですが、10回以上落ちてかなりへこみました。試行錯誤をしめげないでやり続け、審査に合格した時は凄く嬉しかったです。

Twitter、Instagramを始め登録者数1000人達成

目標がないと頑張れない私は、ブログを始めたので、TwitterとInstagramのフォロワー1000人を目指し頑張りました。

instagramのフォロワーは基本的に登山が趣味の人の繋がりが多く。Twitterのフォロワーは福祉関係で働く人の繋がりが多いです。

Twitterもinstagramも最初のフォロワーが100人に到達するまでが凄くキツかったです。毎日投稿したり、自分の興味がありそうな人にいいねをしたり、フォローをしたり結構頑張った記憶があります。

Twitterもinstagramもやっていて感じたことは、フォロワーを増やすには自己紹介の部分がとても大切だと感じました。

実際100人を超えてからは、自己紹介を見て私に興味を持ってくれる人がいいねやフォローしてくれるので、それを返すことで自分は増えていきました。

特に取り柄のない私が、TwitterとInstagramのフォロワー1000人の道のりは結構大変で、達成した時は凄く嬉しかったです。

結婚、入院、憧れのマイホーム、子供を授かる、相談員に異動

ユニットの異動時期に入籍をして、注文住宅の打ち合わせをしました。ユニットは人手がいない中のリーダーだったこと、人間関係が上手くいってなかったこと含めて大変でした。

そんな状況で仕事を続けていたら、午前中の2時に目が覚めてトイレに行ったら、黒い便がとまらなかったのですが、その日早番だったのでとりあえず出勤することにしました。立ちくらみが酷く勤務にならなかったので、30分で返してもらい、受診することにしました。1時間置きにお腹が痛くなり、黒い便が止まらず。

妻が仕事を早退して直ぐに帰ってきてくれて、病院に連れていってもらい、即入院になりました。結果は潰瘍でした。入籍して1ヶ月で入院になり、妻がいて良かったなと心から感じました。

入院後、憧れのマイホームが完成し、結婚式をあげ、新婚旅行に行き、子供を授かり、仕事も相談員に異動となりました。

20代の人生を振り返って今後の人生を考える

20代を振り返って良かったことは、目標を立てて行動をしたことです。20代は様々な経験をして自分の適性を把握することに力を入れてきました。

20代でグループホーム、特別養護老人ホーム、相談員の経験ができたことは今の会社に感謝をしています。理想は障害者施設の入所、就労支援等も経験したかったので1、2年毎に異動したいと交渉したのですが、現実的に難しかったです。

資格は、20代で保育士、幼稚園教諭、介護福祉士を取得しました。理想は、ケアマネージャー、社会福祉士、精神保健福祉士を取得予定でしたが、仕事とプライベート、資格の勉強を上手く時間配分ができず取得することができませんでした。

趣味もランニング、登山、トレイルラン、ブログと楽しむことができました。20代最後に結婚して家を建てて、子どもを授かることができたので30代はより一層頑張っていきたいです。

20代の反省点は、健康面の管理、実行力、継続力です。20代で健康診断の結果が悪かったこと、看護学校に行かなかったこと、目標の資格を取得しなかったことは反省すべき点です。特に、自分は色々なことに手を出しすぎ、途中で満足してしまうと辞めてしまうので、継続力が弱いです。

30代は、子どもの生活を中心に自分のスキルで稼げる力をつけることを目標にしています。お金を稼ぐことと、家族と一緒にいれる時間を増やすこと、この両立を目指したいと思います。また、20代で取得できなかった資格は30代前半で取得できるように頑張りたいです。継続力がない私が継続する為にはどうすれば良いかも30代では試行錯誤し克服していきたいです。

令和2年の12月に子どもを授かり、育児休暇を3ヶ月取得しました。育児休暇を取得したことで、子どもと過ごす中で、育児の大変さを知り、父親としての自覚を持つことができたので本当に良かったなと感じています。

20代の10年を振り返ってみて後悔していることは、考えすぎたり、悩んだりして挑戦しなかったことです。

人生は不思議でその時辛いなって感じても、自分自身が決断してチャレンジした道は後で振り返ると良かったなと思うことがほとんどです。

辛いという漢字は一を足すと、幸せになります。これは辛い時に後一歩頑張れば、幸せに繋がるということです。30代も辛いことも沢山あると思いますが、家族と一緒に悩みながら幸せに繋がると信じて頑張っていこうと思います。

*アイキャッチ画像出典:Pixabay