障害の仕事

【元職員が語る】障害者グループホームの仕事内容と経験談

yuki
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こんにちは、yukiです。今回は特別養護老人ホーム(ユニット型)での仕事についてお話しします。

障害者のグループホームでの経歴

障害者のグループホームの世話人として、1年3ヶ月務めていました。

働こうと思った理由

社会福祉法人に入職して、最初に配属されたのがグループホームでした。福祉の仕事を色々経験したいという気持ちから、幅広く事業を展開している法人を選びました。

障害のグループホームってどんなところ?

グループホームによって異なりますが、私が働いていたグループホームは一軒家で、各部屋に1人ずつ利用者様が生活していました。お風呂やキッチン、トイレは共同で使用し、生活はシェアハウスに世話人がいるイメージです。アパートやマンションタイプもあります。

大体、定員2名〜10名の利用者の方が生活されています。職員配置もグループホームによって異なりますが、私が働いていたところは日中・夜間職員が常にいました。

どんな人が利用するの?

原則として18歳以上の身体障害者、知的障害者、精神障害者、難病患者などが対象です。

仕事内容は?

利用者様の日常生活のサポートや相談対応を行います。具体的には、以下のような仕事があります:

  • 家事のサポート
  • 日用品の買い物
  • 通院同行
  • 金銭管理
  • 生活相談

1日の流れ・勤務時間を教えて

タイムスケジュール

  • 6:15 職員:朝食準備、利用者:順次起床、洗面、着替え
  • 6:30 職員:バイタル測定、利用者:朝食準備・余暇時間(TV・新聞)
  • 6:40 職員:配膳・服薬・起床の声かけ、利用者:朝食・服薬・下善・歯磨き・着替え・準備
  • 7:30 職員:身だしなみチェック・キッチン清掃・送迎車にGHの様子を引き継ぎ、利用者:余暇時間・各サービスや仕事に出発
  • 9:00 職員:GHの清掃・記録や担当業務の事務仕事・生活用品の買い出し・利用者の通院等必要に応じて対応
  • 12:15 職員:お昼休憩
  • 13:00 職員:引き継ぎ、宿直者退勤、事務仕事・生活用品買い出し・利用者の居室の清掃等
  • 15:00 早番者退勤
  • 16:00 職員:夕食の準備・入浴の準備、各サービスから日中の引き継ぎを受ける・洗濯・お風呂の見守り、利用者:順次洗濯・入浴
  • 17:30 職員:夕食の配膳、利用者:夕食・下善・歯磨き・入浴・洗濯
  • 19:00 職員:生活相談・お風呂・キッチンの清掃・事務仕事、利用者:余暇時間
  • 21:00 遅番者退勤、職員:共同スペースの消灯、利用者:余暇時間・就寝
  • 23:00 職員:巡視、利用者:就寝

勤務時間

  • 早番/6:15~15:00
  • 日勤/8:30~17:15
  • 遅番/12:15~21:00
  • 宿直/13:00~翌13:15
  • 断続勤務/6:15~9:15、16:00~21:00

仕事はきつかった?

利用者と信頼関係が築けるまでは大変でした。特に利用者同士のトラブル解決には苦労しました。また、早番の時間が早く、身体が慣れるまで大変でした。宿直も最初は緊張して眠れなかったです。

家事のスキルが乏しく、特に料理が難しかったです。最初は簡単な料理しか作れませんでしたが、徐々にスキルアップしていき、利用者から「美味しい」と言われた時は本当に嬉しかったです。

仕事をして楽しかったことは?

利用者様と信頼関係が築けると、色々な話をしてくれ、人生の相談にも乗ってくれました。土日は一緒にドライブに行ったり、長期休暇は旅行に行ったりして楽しかったです。1年3ヶ月で他の事業所に異動になりましたが、またやりたい仕事です。