精神保健福祉士の通信教育は大変?働きながら国家試験に合格した私の体験談
こんにちは、ナックです。
私は福祉の現場で働きながら精神保健福祉士を目指し、通信教育で学んだ後、2025年2月に実施された第27回精神保健福祉士国家試験に合格しました。
振り返ってみると、仕事や家庭生活と両立しながら勉強を続けるのは、想像していた以上に大変でした。
通信教育を始める前は、
「通信なら、自分のペースで勉強できそう」
と考えていました。
もちろん自分で時間を調整できる部分はあります。
しかし実際には、レポートや確認テスト、スクーリング、国家試験の勉強など、やることはたくさんありました。
この記事では、私が実際に通信教育で学んで感じたことや、仕事・家庭生活と両立するために工夫したこと、国家試験に向けてどのように勉強したのかを紹介します。
これから精神保健福祉士を目指す人の、一つの体験談として参考になればうれしいです。
通信教育は「自分のペース」だけでは進められなかった
私が通信教育を始めて最初に感じたのは、
「思っていたよりスケジュール管理が大切だな」
ということでした。
私が受講した課程では、5月・7月・9月に確認テストやレポートの提出があり、6月から9月にはスクーリングもありました。
仕事をしながら、それらを期限までに進めていく必要があります。
さらに家庭での時間もあります。
仕事が終わったからといって、そこからすべてを勉強時間に使えるわけではありません。
疲れて勉強できない日もありましたし、予定していた時間を確保できないこともありました。
通信教育には時間の融通が利くメリットがありますが、自分で学習計画を立てて進める力も必要になると実感しました。
※レポートやスクーリングなどの内容・時期は養成施設や課程によって異なります。ここで紹介しているのは、私が受講したときの経験です。
長期間頑張るより「3か月集中」で勉強した
通信教育の課題と並行して、国家試験の勉強も必要になります。
私は長期間ずっと高いペースで勉強を続けるのは難しいと考え、試験前の約3か月に集中して勉強する方法を選びました。
自分の生活に合わせて、
- 毎日少しでも問題に触れる
- 過去問を繰り返す
- 間違えたところを振り返る
- 移動時間などには音声や動画も活用する
といった方法を取り入れました。
特に中心にしたのは過去問です。
問題を解いて終わりにするのではなく、
「なぜ間違えたのか」
「どの知識が足りなかったのか」
を確認するようにしました。
すべてを完璧に覚えようとするよりも、問題を解きながら理解できていない部分を見つけ、そこをもう一度勉強する。
私には、この方法が合っていました。
勉強時間は「あるもの」ではなく「つくるもの」だった
働きながら資格を目指すうえで、一番難しかったのは勉強時間の確保でした。
仕事があり、家庭で過ごす時間もあります。
「時間ができたら勉強しよう」と思っていても、なかなか時間はできません。
そこで私は、まとまった時間だけに頼らず、短い時間も勉強に使うようにしました。
30分だけ過去問を解く。
少しだけ復習する。
移動中に学習用の動画や音声を聞く。
一回の勉強時間は短くても、少しずつ積み重ねていきました。
毎日計画通りにできたわけではありません。
それでも、「できなかったからもういい」ではなく、次の日にまた戻ることを大切にしました。
家族の協力にも助けられた
私の場合、仕事だけでなく家庭生活との両立も大きな課題でした。
特に試験が近づいてからは、休日などに勉強する時間が必要になることもあり、家族に協力してもらう場面がありました。
資格取得は自分自身の挑戦ですが、生活のなかで勉強時間を確保するとなると、自分一人だけの問題ではなくなることがあります。
だからこそ、試験直前になって突然お願いするのではなく、
「この時期は勉強時間が必要になりそう」
と事前に話しておくことも大切だと感じました。
同時に、家族の協力を当たり前だと思わないことも大事です。
振り返ると、自分の努力だけではなく、周囲の支えがあったから続けられた挑戦だったと思います。
試験直前はオンライン講座も活用した
試験が近づいてくると、
「この勉強方法で本当に大丈夫なのだろうか」
という不安も出てきました。
そこで私は、試験の約1か月前にオンラインの直前対策講座を受講しました。
講座では重要なポイントを整理しながら振り返ることができ、自分だけで勉強していたときには十分に確認できていなかった部分にも気づくことができました。
私にとっては、新しいことを大量に覚えるというより、これまで勉強してきた内容を整理する機会として役立ちました。
ただし、直前講座を受ければ合格できるというわけではありません。
独学、市販教材、講座など、合う勉強方法は人によって違います。
外部講座についても、「みんなが受けているから」ではなく、自分に必要かどうかを考えて選ぶことが大切だと思います。
合格するまで、順調だったわけではない
こうして書くと、計画的に勉強して順調に合格できたように見えるかもしれません。
実際はそんなことはありませんでした。
疲れて勉強できない日もありました。
予定していたところまで進まないこともありました。
試験が近づけば、不安になることもありました。
それでも、
完璧に続けるのではなく、途切れてもまた戻る。
これを繰り返しました。
資格試験では勉強方法も大切ですが、仕事や生活と両立するのであれば、自分が続けられる方法を見つけることも同じくらい大切だと思います。
精神保健福祉士を目指して感じた「学ぶこと」の意味
国家試験に合格したときは、もちろんうれしかったです。
でも、資格取得を振り返ってみると、合格そのものだけが得られたものではありませんでした。
精神保健福祉について学ぶことで、それまでの自分にはなかった考え方や、支援を見る新しい視点に触れることができました。
福祉の現場で働いていると、自分が経験してきた方法や考え方だけで支援を見てしまうことがあります。
そこに新しい知識が加わることで、
「別の見方もできるかもしれない」
と考えられるようになります。
資格は取って終わりではありません。
学んだ知識を、これからの支援にどう生かしていくのか。
そこからが、本当の意味での学びなのかもしれません。
まとめ|通信教育は大変だった。でも、挑戦してよかった
仕事や家庭生活と両立しながら精神保健福祉士を目指すのは、私にとって簡単なことではありませんでした。
通信教育だからといって、楽に資格を取得できるわけでもありません。
それでも、自分の生活に合わせて勉強方法を工夫し、周囲にも協力してもらいながら、一つずつ進めることができました。
これから精神保健福祉士を目指す人には、
「誰かの勉強方法をそのまま真似する」のではなく、「自分の生活のなかで続けられる方法を見つける」ことを大切にしてほしいと思います。
私の3か月集中の方法も、一つの例にすぎません。
自分に合ったペースで学びながら、必要に応じて周囲の人や教材、講座などの力も借りてみてください。
そして資格取得だけをゴールにせず、そこで学んだことを、目の前の人への支援につなげていく。
NACK CARE WORKSでは、そんな「学ぶ」を大切にしていきます。
